還暦おじちゃんねる

とうとう還暦になってしまったオッサンです。一緒に暮らす2匹の猫やキャンプやバイクの事など書いていこうと思います。

長女の話(猫)

時々、考えることがある。

「この生き物はいったい何なのだ?」

安らかな寝顔を見せる猫を、まじまじと眺めながらそう思ってしまう。

そして、この癒しのパワーが宿る生き物が、存在することの奇跡に感謝してしまうのだ。

そんな猫という生き物に関わることになったのは、長女ちっぷ(享年14)

との出会いだった。

 

保護したばかりの頃

 

知人の住むマンションの裏の空き地に、その子はいた。

もともと猫は大好きで、道端などで野良猫を見かけると、立ち止まって声を

かけることは常だった。

なので、知人にその子の存在を聞いた時に、会いに行くのは当然だったろう。

 

おそらく生後3.4か月だったと思うが、親からはぐれたのか1匹でそこにいた。

それから1週間ほど、仕事帰りに寄ってご飯をあげているうちに、懐いてしまい

じゃれて遊んでくるようになってしまった。

そうなるともう、可愛くって仕方がなかったが保護して飼うのは大変だろうな?

と躊躇していた。

 

ところが、マンションの住人から猫の鳴き声がうるさいと苦情が出ていて

このままだと保健所行きになるかもしれないと、知人から教えられた。

それを聞いたらもう居ても立ってもいられず、大急ぎで保護をすることになった。

というのが、長女と暮らすことになった経緯である。

 

 

ちっぷ7歳

日向ぼっこ

近い近い


この子に出会えて本当に良かった・・

そして、猫という生き物と一緒に生活できることを喜びながら、

今日も猫に顔を押し付けているのである。